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人事コンサルティングブログ7月, 2014 | 人事コンサルティングと人事制度に特化した専門企業【マックブレイン株式会社】の公式ブログ

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正社員を増やすことができるか。

2014年7月30日2:28 PM

今、政府やマスコミが正社員を増やそうと盛んに発信しています。

有効求人倍率は、昨年末に1倍台に戻り(今は1.09%に上昇)、完全失業率も3.5%に下がっていますが、正社員の有効求人倍率は、0.67%と1倍を大きき下回り、一方で非正規労働者の割合は雇用全体の4割に迫っています。

経済全体から見ると非正規社員をこのまま増やすことはできませんが、それでも正規社員を増やすことに、ほとんどの企業が未だに動いていません。確かに、私共も指導先の企業から相談を受けても非正規社員を正規社員化しなさいとは言えないのが正直なところです。

それは、異次元の金融緩和策で人為的に一部バブル化しているだけで、全体で総需要が増えていく状態には全くなっていないからです。経済が成長していく見通しが、しっかりと見えてこないからです。

そこで私共は、非正規社員の中でも特に能力のある社員を選抜し正社員として確保すること、正規社員のうち課題解決型の社員を増やすこと、そして、それらの要員管理をしっかりと整備することに取り組んでいます。

このほか、限定正規社員制度を10年程前から進めています。限定社員制度は、現在の社会構造の中で企業にとっても社員にとっても両者にメリットがある制度で、その中身をいろいろ工夫しながら運用を進めています。

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労働時間の規制撤廃を求めるよりも労働時間のルールをフルに活かそう。

2014年7月14日4:08 PM

最近、労働時間の規制を撤廃し、成果を求める意見が盛んにありますが、一般の普通の企業では、極く例外の範囲でしか通用しないことです。それよりも、労働時間の法規には、いろいろなルールが作られているのをフルに動員して使えば、かなり自由に幅を広げていくことができます。

例えば、変形労働時間制には、1ヶ月、3か月、1年というように期間の中で仕事の繁忙に合せて8時間の労働時間を長短で調整してかなり弾力的に使うことができます。会社全体で、あるいは個人別でカレンダーに組み入れて作成し、有給休暇の消化もこれでかなり進みます。

フレックスタイム制などもコア時間の設定と始業と終業の時刻の設定を上手に行うことによって、ラッシュする時間にパワーを集中し、残業もかなり減らすことができます。
裁量労働制は少し難しいですが、これも過重労働になりがちなので、そこのところを押えて上手に対策を打てば、かなり広い範囲で活かせるのにそれができていないからです。

もう一つ、残業の問題も特定の従業員に残業が集中しないようにするなど、総合的に上手に残業対策を作ってしまえば、業務の効率も進み、残業も大幅に減らすことができ、一石二鳥です。
労働時間法規を上手に活かしましょう。

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