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人事コンサルティングブログ10月, 2017 | 人事コンサルティングと人事制度に特化した専門企業【マックブレイン株式会社】の公式ブログ
労働の生産性をいかに達成させていくか【前回続き】
2017年10月31日6:09 PM
前回のブログで労働生産性の向上についてお話しましたが、まだ十分説明ができていないところもありましたので、前回にひき続き補足してお話させていただきます。
1)前回のブログで労働生産性の向上には、仕事のスピードや能率を上げることが必要であると述べましたが、単純に仕事のスピードを上げるだけでは労働生産性の向上はほとんど期待できません。
2)まず、部門全体の目標値を立て、それをもとに部署の仮目標を設定します。その上で各従業員が担当する主要ないくつかの業務について現状の仕事のスピードを時間で記録させます。これにより、まず各従業員に仕事の時間意識を強く持たせることから始めます。
3)上記の各人の現状調査からスタートし、段階を踏んで業務の内容や進め方の改善やムダな行動の削減、さらに有効なハード・ソフトの導入などを進めていきます。デジタルシステムなどのITの活用により、業務指示や必要な情報の迅速化や一体化され、業務事務量の大幅な削減が期待できます。
4)一方で、労働生産性の向上で得られた成果を長時間労働の削減や時差出勤、時間単位の有給休暇の採用などの様々な労働環境やさらには処遇へとつなげていくことで、さらに加速させて活動の相乗効果を上げていくことが大切です。
以上、一つの事例として必要な活動の概略を申し上げました。
労働の生産性をいかに具体的に達成させていくかは、どのような企業でも緊急の課題です。
私共は企業の業種や特性に合わせて、上記のような対策を総合的にまとめ、スケジュールを立て、それをもとにステップ毎に必要なプランやマニュアルチェック資料などを用意し支援指導に取り組んでいます。
カテゴリー:人事コンサルタントの雑感
労働生産性を向上させるには、何が必要か。
2017年10月15日11:30 AM
ここ最近、労働生産性を引き上げようと取り組む企業が特に増えてきているように思います。その理由は、長時間労働を減らすと同時に人手不足を補うためには、一人ひとりの労働生産性の向上が必須だからです。
一方で、働き方を変えることで働く時間や働く場所を選択して働くことができるような奇抜な事例がありますが、これは一部の特殊な企業で採用していることで、働き方を変えることだけでは労働生産性の向上を図ることは難しいと思います。
労働生産性を引き上げるためには、時間あたりの労働生産性を向上させることを目標に取り組むことが必要です。仕事を時間で捉えること、仕事の時間意識を高めることです。
これからは仕事の質を維持向上しながら、同じ仕事でもできるだけスピードを上げて能率よく行うことが求められます。こうして仕事の質だけでなく、仕事のスピードを上げて時間あたりの仕事の量を増やすことにより、長時間労働の削減や人手不足対策に役立てることができます。
そのためには、まず仕事のスピードを上げるための新しい仕組みが必要です。それも一部の企業だけでできるようなものでなく、どのような企業でも行うことができる仕組みです。そして、そうした仕組みをいろいろと組み合わせて総合的に取り組むことです。
さらに、仕事のスピードを上げたことで不注意による仕事の質(品質やサービス等)の劣化を防ぐための仕組みも必要になります。
私共では、これらの仕組みや対策の構築に取り組んでおり、時短対策等の様々な仕組みや方法を構築してきました。事業の業種や企業の事情に合わせて、そのニーズにお応えします。ご相談ください。
カテゴリー:人事コンサルタントの雑感
人事管理は充分機能していますか。
2017年10月2日4:01 PM
人事管理は経営管理と表裏一体のものですが、皆さん企業の人事管理は充分機能しておられますでしょうか。
人事管理は会社にとっても、社員にとっても大事な役割を担う仕組みです。それが充分機能するための要素のチェックポイントを下記にいくつか挙げてみます。
▢賃金は経営成績と連動し社員への配分が適正に行われていますか。
▢毎年度の人事評価は経営の方向性と一体化していますか。
▢働き方の見直しは人事管理の見通しと連動して行われていますか。
▢社員の人材育成は正しい方向で進められていますか。
▢人材の活用は活かし切れていますか。
▢組織や要員管理は人事管理と連携して適切に行われていますか。
▢女性や高齢者の人材活用を人事管理によって充分バックアップできていますか。
▢採用は人事管理の中で一体に行われていますか。
こうしてチェックしていくと大事なところで社員の働き方ややる気を後押しするパワーが不足していて、経営の成果も充分出し切れていない状況が見えてくるのではないでしょうか。
たかが人事管理と思わず、少しでも見直されることでその波及効果は大きく期待することができます。
では、どのようなところから手をつけるべきなのか。
私共に一度ご相談ください。
カテゴリー:人事コンサルタントの雑感
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