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会社の組織には、職務権限規程が不可欠

2011年2月11日 2:45 PM

 会社の組織は、会社全体の事業や仕事を組織的に行うために各部門部署の担当業務が定められていますが、大事な職務権限規程が整備されていない会社が少なくありません。
 これでは、役職者が存在していても誰が職務を決済するのか、はっきりわかりません。決済のみならず、仕事には、仕事の起案、仕事の内容の承認、仕事の結果の報告などが必要です。タテの職制のみならず、ヨコの関係部署との仕事のつながりが必要です。これらが連結されて業務が行われます。
 職務権限のルールがはっきりできていないところでは、上へ上へと業務が集中し、下の社員は育ちません。相変わらずトップによって業務も人も動かされている状態ですので組織も硬直化してきます。下の者は言われることだけの仕事をするようになっていませんか。
 職務権限規程がはっきり整備されることによって組織全体の動きが変わってきます。

カテゴリー:人事コンサルタントの雑感

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