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労働力人口が減りつつあり、人手不足が深刻化しています。

2014年10月15日 7:17 PM

労働力人口は、最近の内閣府の発表によると中長期的に見て2060年には3795万人となり、今より42%減少すると予測されています。

この主な原因は、人口の少子化現象によるものですが、最近はこのほかにも人手不足に拍車をかける現象がいろいろ起きています。

例えば、親の介護のために仕事をやめる人が急増しているのも一つの原因です。
厚労省の雇用動向調査によると昨年の介護による離職者は前年比40%増で、そのうち女性の介護離職者が40代~50代を中心に7割を占めているそうです。

また、最近は、インドネシアやフィリピンなどの外国人労働者が日本での滞在許可年数が短いことや日本語の難しさなどがあって他の国への移動が始まっていると聞きます。

一方で企業内の人材育成があまり進んでいません。厚労省の報告書によると人材育成に問題があると考えている企業が7割に上っているそうです。従業員の指導育成を担う人材が不足していることと人材を育てる時間と余裕がないといったことが原因と思われます。

こうした状況を考えるとますます各方面で人手不足が深刻になってくるようで、必要な人材の確保と育成、活用は、どの企業でもこれからの最重要課題であると確信します。

カテゴリー:人事コンサルタントの雑感

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