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今年は労働法規の見直しの動きが続きそうです。

2015年1月14日 9:23 AM

新年も私共のホームページへ、そしてブログを早速お読みいただいてありがとうございます。

今年は新年早々から労働法規の見直しの動きが活発に続きそうです。
例のホワイトカラーエグゼンプションの議論で厚生労働省は専門職の条件として年収1075万円以上の専門職に限り、週40時間の労働規制を外す制度をまとめたそうです。

しかし、これは極く限られた業種や企業において特殊な職種に限られたものです。
それよりも、中小企業や小規模企業にも広く労法規の恩恵が及ぶような改正が進んでほしいと思います。

例えば、人手不足の企業と過剰人員の企業間で相互に雇用人員を異動できる制度や正規社員と非正規社員の格差を縮小するためにその間の中間層を増やす社会作りも必要です。また、益々人口の老齢化が進むので老介護がしやすい労働環境作りなど、もっと介護休業や育児休業を取りやすくすることも必要です。

そのほか、国家公務員や大企業における女性登用よりも一般の職場での社会進出を促進する環境作りや男女の雇用均等の促進、女性社員の復職支援制度作りも大事です。

さらに、能力ある中高齢者をもっと活用促進する施策も労働人口が減少する中で重要なことですし、長時間の労働を減らすための短時間労働正社員を増やす制度、有給休暇をもっと取りやすい制度、フレックスタイムなどの変形労働時間制をもっと奨励するなど、列挙すれば、まだまだあるように思います。
皆さんは、どう思われますか。

カテゴリー:人事コンサルタントの雑感

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