株式会社マックブレイントップページ > 人事コンサルティングブログ > 非正規の有期雇用労働者が無期雇用に転換されます。
人事コンサルティングブログ
非正規の有期雇用労働者が無期雇用に転換されます。
2015年5月2日 4:30 PM
契約社員などの有期雇用の労働者が日本の雇用人口の全体の40%を超える状態ですが、平成30年4月には、通算で5年を超える期間に同一企業で雇用されている労働者が希望すれば、その申込みをした翌年度から無期雇用に転換されます。
これは、労働市場において大きな変革になると思います。これを契機として、正規雇用と非正規雇用の格差があまりにも大きくなっている社会構造が少しづつ是正へと向かい、非正規雇用の労働者の雇用が安定化し、労働市場が活性化されれば、日本の社会全体にとって望ましいことだと思います。
そこで、この無期雇用化によって、企業側も労働者側も、どのように対応していくかが大事ですが、皆さんの企業では、どのように対処していますか。
企業の側からすると、この有期雇用の無期雇用化を積極的に捉えて、寧ろ、これを契機として自社の非正規社員をより一層戦力化していってほしいと思います。
担当の職務を長年にわたり貢献している有期雇用の社員が無期雇用に転換されることによって、安定した雇用で一層業務に努められるようになれば、企業にとって確実にプラスになります。彼らが、さらに段階を踏んで能力の向上や成長をとげ、さらに職務の充実や拡大を図ることができれば、企業にとっては、大きな人材の確保になります。
有期雇用の人たちが希望し申し込まなければ、無期雇用への転換はされませんので、この機会に積極的に企業に申し出て新しい挑戦に取り組んでほしいと思います。
多くの企業で、この無期雇用化に伴い、勤務地や職務の限定、さらには短時間勤務などを組み合わせて、今までと同じように従事できる制度を作り対応しようとしています。
企業と非正規の人たちの両者が、この無期雇用化への転機を上手に活かしてほしいと思います。
何かわからないことがあれば、なんでもご相談ください。
カテゴリー:人事コンサルタントの雑感
マックブレインの提案を聞いてみませんか?
初回面談&ご提案は無料です。
「ホームページを見て」とお伝え下さい お問合せ
最近の投稿
- ビジネスで重要視される目標設定について
- コンフリクトマネジメントについて
- チーム機能を高めるエンパワーメントについて
- 職場リーダーに求められる情況把握力について
- ビジネスパーソンに求められる計画力について
- チームの成果に効果的なOJTについて
- より効果的なフィードバックについて
- 業務プロセスで繰り返される状況判断について
- チームの仕事の成功確率を高めるために
- これからの上司の在り方について
カテゴリー
月別アーカイブ
- 2024年10月 (1)
- 2024年9月 (1)
- 2024年8月 (1)
- 2024年7月 (1)
- 2024年6月 (1)
- 2024年5月 (1)
- 2024年4月 (1)
- 2024年3月 (1)
- 2024年2月 (1)
- 2024年1月 (1)
- 2023年12月 (1)
- 2023年11月 (1)