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高齢化社会の到来にどのように対処しますか。

2018年1月15日 4:52 PM

ある企業の正社員400人の年齢別構成割合をご紹介すると次のとおりです。
50歳以上 40% 
40代   28%
30代   20%
20代   12%
この他に60歳以上の再雇用者が約30人いますので、これを含めると50歳以上の社員が半数近くを占めており、あと数年で確実に50%を超える状態です。
さらに職場には非正規社員が170人いますので、正社員の約半数に相当する非正規社員で補充し全体の業務を行っています。

いまや上記のような企業以上に社員構成が高齢化している企業は少なくありませんので驚くほどではありませんでしたが、私共の身近な企業のことでしたので予想外でした。
さらにこの企業では、既に管理職が不足し多くの再雇用者に依存しています。また、20代、30代の若手社員も不足しており、それを非正規社員で補充していますが、その求人難に苦労しているようです。

このような状況は構造的な状況として続いていきます。これらにどのように対処していくかです。
まずは高齢者社員の能力とパワーを一層フルに活用するための仕組みを構築することと若手社員の人材育成が急務です。
そして、もう一つは社員全員の生産性の向上です。仕事のスピードや能率を上げることにより人手不足を補うためのいろいろな仕組みを構築することだと思います。

カテゴリー:人事コンサルタントの雑感

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