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専門職制度の作成事例
導入前の状況
O社では、管理職クラスの人数が増えてきたことにより、管理職以外の非役職者を処遇するため、管理職相当の専門職を設けて処遇してきましたが、専門職の役割職務も明確でなく制度として整備ができていないため、それらの活動も業績も不充分で社内のモラールの低下の原因となっていました。
専門職制度の作成コンサルティングのポイント
上記の状況を解消し、専門職のパワーを活かし戦力化させるために、特に下記のポイントを重点に制度整備を行いました。
ポイント1
専門職についても、管理職と同様に、専門職の役割、職務基準、能力要件を明確に定め、役割要件書を整備し、専門職は専門知識、技能により役割を果たすスタッフ社員として整備しました。
ポイント2
同時に、専門職の所属部門部署を明確に設定し、その明確な指揮管理のもとに、それぞれの部門の業務やプロジェクト等を担当し、年度目標計画等をもとに業務活動を行うことにしました。
ポイント3
上記により、専門職は中堅職における活動を通じて、担当のキャリアを経て専門職に移行する社員とライン業務を担当する管理職へ昇格する社員に分かれ、さらに、管理職と専門職の相互間の異動も行われますので、本人の業績、能力、行動特性等の年度評価等をもとに本人の適性に応じた人材配置を行うことができるようにしました。
上記の制度整備を行ったことにより、専門職としての自覚とモチベーションが向上し、同時に専門職の活動も具体的な目標等により業績に貢献できる体制が整いましたので、状況を大幅に改善することができました。
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