企業合併効果達成のコンサルティング事例

導入前の状況

多くの企業で企業の合併が行われていますが、期待していた効果が達成できずに困っておられました。企業合併はしたものの、合併した本体の中身の見直し整備ができていない場合が多く、この企業の場合もその一つでした。

企業合併効果達成のコンサルティングのポイント

企業合併効果達成のコンサルティングのポイント

ポイント1-組織開発の見直しと戦力化-
本社の部門部署の機構を現状分析して機動化し、迅速に機能するように統廃合を行い、同時に新規事業展開を担う新しい部署を追加し、大幅に組織を改革しました。これによって、ムダな組織の動きを削減し、迅速な指揮命令の明確化を期することによって、日常の組織の動きは格段にスピーディに有効に機能するようになりました。

ポイント2–職制の改革–
従来の職制の配置と体系を一掃し、指揮命令系統の一本化と短縮化を行いました。このため、中間管理職を徹底して廃止し、部長はGM,課長はマネージャーとし、中間の役職も廃止し、事務系はスペシャリストとし、技術系はテクニシャンの機能で個別の戦略的テーマを担当させ、処遇は資格制で担当のポストを用意しました。これによって、役職のラインから離れたベテランの元管理職の人員をスタッフ要員化し、そのパワーを若手のビジネスのリスクマネジメントと社員の育成支援に振り向け、一層のトータルパワーアップを実現しました。

ポイント3–人事管理制度の改革と人件費の有効活用–
従来の両社の制度と一応まとめて作った賃金管理と評価制度を一新し、賃金の総額は、毎年度ごとの経営成績とリンクした総額許容人件費で算定するシステムに切り替え、各社員の賃金についても固定的な手当額を必要なもの以外できるだけ廃止し、役職手当なども評価制により、本人の業績貢献度と負担度を合わせて評価し、算定するシステムに切り替え、社員のモチベーションアップと各人の責任意識の向上を実現しました。

ポイント4–社員の継続の意見、情報活動の実施–
上記の骨太の大きな改革を実現するため、各層の社員の声を逐次聴取し、同時に必要なフィードバックにより意見の交換を密に行い、そのプロセスを重視した活動の積み重ねを続けたことは言うまでもありません。

ページの先頭へ戻る

マックブレインの提案を聞いてみませんか?
初回面談&ご提案は無料です。
無料提案お申込みフォーム

ご相談無料!お気軽にお問い合わせ下さい 03-6762-3580

「ホームページを見て」とお伝え下さい お問合せ

人事制度の整備は専門のコンサルタントにお任せください。無料コンサルティングのお申し込みはこちら
人事コンサルティングブログ
人事コンサルティング用語集